緑内障手術には多くの術式がありますが、現在は目への影響を最小限にした手術(MIGS)が主流になりつつあります。当院では新たに先月から、白内障手術と併用した「ハイドラス緑内障マイクロステント手術」を開始しました。この手術は、全長8mmの細い金属製のステント(写真)を房水の排水管であるシュレム管に挿入して管を広げることにより、房水の排水を良くして眼圧を下げるものです。白内障手術と同時に行うこととなっており、手術時間は合わせて40分ほどです。
なお、同手術は治療実績を踏まえて認証された眼科医しか実施できません。当院では副院長の松元俊が執刀します。
ハイドラス緑内障マイクロステント